◆1986年・昭和61年
「ちびまる子ちゃん」は、さくらももこさんによる漫画作品。
8月、少女漫画雑誌『りぼん』(集英社)にて「ちびまる子ちゃん」連載開始。
◆1990年・平成2年
1月7日(日)夜6時、アニメ「ちびまる子ちゃん」放送開始。
オープニングは「ゆめいっぱい」(関ゆみ子)、エンディングは「おどるポンポコリン」(BBクィーンズ)でスタート。
第1話「まるちゃんきょうだいげんかをする」の巻、「まるちゃんはまだおとそ気分」の巻は
監督の芝山努さん、須田裕美子さんが脚本を担当した。初回視聴率は17.8%。
7月8日には26.1%、8月19日には28.0%と高視聴率を記録。
9月に入ってからはさらに視聴率が上昇。9月2日には35.1%と30%台に突入。
その後は30%台を連発していった。10月28日放送「まるちゃん実験をする」の巻では
番組最高視聴率39.9%を記録した。歴代アニメ視聴率第1位。
2003年に金曜ロードショーで放送された、映画の「千と千尋の神隠し」(46.9%)を除いた
アニメ視聴率としては未だに破られていない。
12月、映画「ちびまる子ちゃん
大野君と杉山君」公開。大晦日には特番も組まれた。
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――「おどるポンポコリン」の大ヒット さくらももこさん作詞のエンディングテーマ「おどるポンポコリン」(シングル)がミリオンセラー。 オリコンチャート最高1位。7月度月間シングルチャート1位。9月度月間シングルチャート1位。
1990年の年間オリコンシングルチャート1位。第32回「日本レコード大賞」(90年12月31日放送)では 「おどるポンポコリン」を歌っているBBクィーンズが『大賞』を受賞。国民的大ヒットとなった。 流行語部門・金賞に『ちびまる子ちゃん(現象)』。ちびまる子ちゃんブームを巻き起こした。 |
◆1991年・平成3年
ちびまる子ちゃんブームは続き、1月は視聴率が全て30%台。30%台は3月まで続く。
3月いっぱいでEDが「おどるポンポコリン」から
、新ED「走れ正直者」(西城秀樹)に変更。
4月には「ちびまる子ちゃん」のイメージアルバム「ごきげん〜まる子の音日記」が発売された。
◆1992年・平成4年
この年、アニメ脚本をさくらももこさん自身が担当した。
――ちびまる子ちゃん、最終回
9月27日、第142話「さくら家のお月見」の巻で最終回を迎え番組は終了。最終回視聴率は24.8%。
12月、映画第2弾「ちびまる子ちゃん
わたしの好きな歌」公開。主題歌は高橋由美子の「だいすき」。
◆1994年・平成6年
1月、お正月特番で、映画第2弾「ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌」を放送。
この特番では、「ドラゴンボール」の孫悟空とまる子が共演し司会をした。
◆1995年・平成7年
1月8日(日)、2年3ヶ月ぶり、"第二期"として「ちびまる子ちゃん」が再スタート。
第二期の初回視聴率は24.8%。(第1話から2018年現在も放送中)
1995年から1999年4月11日放送分まで、アニメ脚本を全てさくらももこさんが担当。
◆1996年・平成8年
「ちびまる子ちゃん」誕生10周年。11月、10周年を記念してアニメ版のBGM集を発売。
◆2002年・平成14年
1月20日、ちびまる子ちゃん1時間スペシャルを放送。視聴率は21.0%。(アニメ部門1位/TV総合8位)
◆2003年・平成15年
1月12日、ちびまる子ちゃん1時間スペシャルを放送。
11月16日、ちびまる子ちゃん秋祭りスペシャルを放送。視聴率17.3%。(アニメ部門1位)
この年まる子の1時間スペシャルが2回も放送。
2月には、1996年以来のコミック「ちびまる子ちゃん15巻」が発売された。
◆2004年・平成16年
原作者さくらももこが漫画家デビュー20周年。
ちびまる子ちゃん放送15周年を控え、7月11日放送分から15周年記念エンディングテーマ
「アララの呪文」に変更。10月には歴代テーマ曲を収録したベストアルバム
「まるまるぜんぶちびまる子ちゃん」が発売された。
◆2005年・平成17年
1990年放送開始から通算で15周年。
1月、さくらももこさんの脚本で15周年スペシャルを放送。
◆2006年・平成18年
「ちびまる子ちゃん」誕生20周年。
4月2日放送は45分間SPで、95年の「たまちゃん大好き」の巻を11年ぶりに再放送。
4月18日(火)、アニメ放送15周年を記念して実写ドラマ化された。視聴率22.8%。
「カスペ!」史上最高視聴率を記録。好評だった為、10月にも第2弾が放送された。
◆2009年・平成21年
放送20周年を控え、3月22日に20周年前祝スペシャルを放送。
視聴率17.2%。(アニメ部門1位) 視聴率17%台は2003年以来。
まる子の単独1時間スペシャルとしては2005年以来4年ぶり。
4月には、2003年以来6年ぶりのコミック「ちびまる子ちゃん16巻」が発売された。
◆2010年・平成22年
1990年放送開始から通算で20周年。
1月10日放送分からOP「おどるポンポコリン」を歌手の木村カエラが担当。(1年間限定ver)
1月31日、さくらももこさんの脚本で20周年スペシャルを放送。視聴率16.1%。(アニメ部門1位)
4月4日、「世にも奇妙な物語20周年スペシャル・春〜人気番組競演編〜」で
「奇妙」×人気5番組「めざましテレビ」「はねるのトびら」「爆笑レッドカーペット」「わが家の歴史」
「ちびまる子ちゃん」がコラボレーション。「まる子に会える町」で西田敏行とまる子が共演。
5月、20周年メモリアルブック「ちびまる子ちゃん大図鑑」が発売された。
6月、20周年を記念してアニマックス(CS)で、まる子の劇場版2本を放送。
(平成2年公開「大野君と杉山君」、平成4年公開「わたしの好きな歌」)
9月5日、ちびまる子ちゃん1時間スペシャルを放送。視聴率16.3%。
まる子の単独1時間スペシャルが2回も放送されたのは2003年以来。
年内最後の12月26日放送の視聴率は17.0%とSPを上回った。通常放送で17%台は2003年以来。
◆2011年・平成23年
「ちびまる子ちゃん」誕生25周年。1月16日は通常放送だが17.0%と高視聴率。
5月に「よりぬき原作祭」と題して過去の作品をリメイク放送。6月以降も月一度リメイク放送した。
10月からアニマックス(CS)で第2期の1話から放送。(100話まで)
◆2012年・平成24年
昨年に続き「よりぬき原作祭」を月一度リメイク。「よりぬき原作祭」は9月で終了。
2月12日、放送1000回を記念して、さくらももこの脚本で1時間スペシャルを放送。視聴率16.6%。
10月からアニマックス(CS)で第2期の101話以降も放送。
◆2015年・平成27年
1990年放送開始から通算で25周年。
1月25日、さくらももこの脚本で25周年スペシャルを放送。
12月23日、23年ぶりの映画「ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」公開。
12月27日、アニメ25周年&映画公開記念1時間スペシャルを放送。
◆2017年・平成29年
1月から「連載30周年記念!さくらももこ脚本まつり」と題して過去の作品をリメイク。
3月12日まで10週連続で放送。3月19日、さくらももこの脚本で30周年スペシャルを放送。
10月1日、さくらももこの脚本で1時間スペシャルを放送。
◆2018年・平成30年
8月15日、原作者のさくらももこが死去。
12月23日、1時間SP「もうすぐクリスマス!町内のど自慢スペシャル」を放送。